イギリスも留学先に多い!どの様な国か知ってから行こう

イギリスに留学する方も多いです。イギリスは、グレートブリテン島のイングランドやスコットランド、ウェールズに加えてアイルランド島北東部に位置する北アイルランドに分かれています。

世界各地に植民地を有して、19世紀のビクトリア女王の統治下で大英帝国を築き上げたのです。植民地に英語を浸透させるために、古くから語学教育活動が盛んに行われて、語学を指導するノウハウはその際に育まれたものでした。

語学だけに留まらずに、イギリスは高い教育水準を誇り高い質を持つ教育を受けるのを希望する留学生が、世界のあちこちから集まってきます。1999年には、当時のブレア首相が留学生を呼び込もうとして、3年に及ぶ世界規模となるキャンペーンを打ち出しています。

入国審査を簡単にしたり、就労規制を緩和することなどいくつかのプランが行われようとしているのです。この政策によって、イギリスへ留学したいと希望する学生は増加すると見込まれます。

それに、語学教育以外となるアートや音楽、生涯教育なども高い教育水準となっていて、ハイクオリティな教育を受けたいと考えている学生がイギリスに多数渡ってきています。さて、イギリスは日本と同じく四方を海に囲まれているのが特徴です。

そして、北海道と同程度の緯度にある国でもあります。メキシコ湾から暖龍が流れてくるので、気候に関しては1年を通して大体穏やかになっています。年間平均気温は南部だと11.1度、北西部が8.9度です。

月の平均気温にすると、特に暑い7月は16.1度ほどで寒い1月なら4.4度となります。ロンドンの月平均気温では1月は4.4度で7月は17.8度となっています。霧もしくは曇りという天気が多くて、年間の降水量は760ミリです。

普段の天候は、大西洋を東に移動する低気圧の影響で、変わることが多いのが主となります。どれだけ晴れたとしても、通り雨が良く降るために折り畳み傘もしくはパーカーなどの準備は必要と考えられます。

イギリスは、国の議会が成立してから736年となる歴史ある国です。4つの地域によって構成されているのですが、元来はそれぞれが独立した国家であり、1707年に統一となり連合国になりました。

元はケルト系民族が居住していた地域に、アングロサクソンの部族が侵入しました。それにより、ケルト系民族はウェールズやスコットランド、アイルランド島に追いやられてしまう形となったのです。

1066年にはノルマン人がイングランドを征服して、イングランド大国がウェールズなど4か国を統一しています。20世紀にはアイルランドの独立の際に、北アイルランドはそのままイギリスに留まっています。

イギリスは多数の移民を受け入れていて、外国人に対しさほど違和感を覚えることはありません。イギリス人は伝統やマナーを重視していて、初対面の方に対してあまり親しみを抱くことはありません。

ただ、信頼関係ができてしまうとフレンドリーかつ誠意を持ち接してくれるでしょう。保守的な面はありますが、新しいものへも受け入れる姿勢があります。