高校生までの学生にはジュニア留学も選択肢になる!

留学には、ジュニア留学というのもあります。サマーキャンプや短期留学というものもありますし、小学生や中学生のための正規留学もあります。高校の正規留学もあり、スタディアブロードやアメリカ交換留学なども例としてあります。

サマースクールやサマーキャンプ、短期留学について見てみましょう。海外においては、多くの中学や高校で留学生を対象としたサマースクールを開催しています。夏休みの間に空いているキャンパスを使って、留学生が学習や異文化体験をするというものです。

1週間から2週間という短期間での参加が可能であり、受講するにあたって特に資格や語学力も求められません。留学生だけが対象となるサマーキャンプも開催されています。短期留学も、最近では夏休みや春休みを利用した1週間から2か月間の海外生活体験をするケースも増えてきています。

また、小学校や中学校の正規留学もあります。これは、海外の小学校や中学校においての単位取得や卒業を目指すという長期留学です。留学するのは通常は私立校となりますが、公立校もしくはパブリックスクールなども該当します。

正規留学では『私費留学』が多く利用されています。個人が直に学校を選び留学をするものなので、子どもが希望する国や期間などを自由に決められます。入学するには特段試験や語学力を求められることもないので、条件に合えば何年でも留学できるでしょう。

少し前までは正規留学と言うと高校生というイメージがありました。しかし今では、中学から海外のスクールに編入するというケースも見られるようになってきています。高校性の正規留学についても見ていきます。

高校の正規留学は、上記のように単位取得や卒業を目指す長期留学ですが、現地の学生と共に社会や数学、物理、美術などといった通常の教科の授業を受けることとなります。よって、英語力や精神力、アカデミックな面においても成長していけると考えられます。

もし英語力に自信がないならば、英語準備コースがある学校もあるため、入学をする前に英語力を磨き上げられます。中には『スタディアプロードプログラム』という、高校3年間の中の数か月を海外の高校で過ごして、取得した単位は日本の高校に移行できるというシステムもあります。

高校留学にも私費留学があります。出発時期が年に4回と柔軟な設定となっている点が特徴です。留学生側の意欲があれば留学を実現しやすいです。ちなみに、海外の高校に2年以上在籍して卒業まですると、帰国子女枠として日本の大学を受験できるという利点もあります。

とは言え、費用は実費になるため送り出す親御さんは計画性を持って、資金の準備をしておくのが大事になってきます。交換留学というものもあり、異文化交流が目的となっています。

英語テストの基準に達していて、選考審査や面接に合格した学生が、指定を受けた学校に1年間留学するのです。とは言え、色々と制限のある留学とも言われています。