留学中のお金の管理について知るのが大事!

さてここで、留学をしている最中のお金の管理について考えてみましょう。短期留学なら留学費用の2割から3割程度を現地通貨の現金で用意して、残りに関してはトラベラーズチェックもしくはクレジットカードを利用するのが通常です。

長期留学なら、どの程度の期間になるか次第でもあるものの、現地において銀行口座を開設するでしょうし、クレジットカードも頻繁に使うと考えられます。どちらの場合でも、日本とは違う国でのお金の使い方や管理の方法を知っておくのが重要です。

海外で生活をするなら、クレジットカードは必須アイテムとなります。国際クレジットカードであるVISAやマスターカード、JCB、アメリカンエキスプレスなどを持っていれば、とても便利なのです。

お買い物がサイン1つでできますし、必要になったときにはキャッシングまでもできます。それに、ホテルやレンタカーを利用する際にも、身分証明にもなりますので、大変に便利です。

通常は一定の所得がない学生は持つことができないため、最初に親に入会してもらってから家族会員としてカードを持つ手段があります。ただ最近では、個人名義で取得できる留学生用のクレジットカードもあります。

これは留学中に急な出費があったとしても対応が可能となる、高めの利用限度額であるカードです。カードを申込んでから手元に届くまでは、申込みから10日から1ヶ月ほどとなるため、余裕を持ち申込むのがポイントです。

トラベラーズチェックに関しては、現金と同じように使える旅行者用の小切手となっています。銀行や郵便局、空港等で購入することとなり、サインを2箇所にします。購入の際にすぐするサインと、利用時にもう1度するサインとがあります。

両替をする際には、パスポートなどといった身分証明書を提示するように求められることもあるため、パスポートと同じサインが望ましいです。もしも盗難や紛失に遭った場合にも他人に使われてしまう心配がありませんし、すぐに再発行ができるため、慣れない海外でも利用するのに安心です。

さらに、多額の現金は持ち歩かないというのも大事です。外国為替取扱銀行や郵便局において、外貨に換金するのです。空港でも両替はできますが、到着後にする必要になるケースが多いので、出発前にできるだけ用意をするのがポイントです。

大金を持ち歩いて、もしも盗難に遭ってしまったら大変なので、お金は1万円から3万円程度の必要最小限に抑えるのも大事です。そして、インターナショナルキャッシュカードを利用するのも1つの手段です。

このカードがあると、海外のATMで日本にある自身の銀行口座より現地の通過を引き出せるのです。現金を持ち歩かなくても済み、前もってお金を入金しておいたなら、必要になったときにお金を引き出せるため、留学生にも多く利用されています。

とは言え、留学をする場所に利用できるATMがあるかどうかを確認してから手続きをするのが賢明です。