語学学校で学んでいる間の就労はNGになるから気を付けよう!

留学した先でお金を得るために、アルバイトなどをしたいと思うこともあるかもしれません。しかし、留学中に働くのは『不法就労』になってしまいます。語学を習得しようとしている語学留学者では、原則として留学先となる国で働くことは認められていません。

アルバイト程度なら問題ないのではないかもと思われるかもしれませんが、それは違うのです。大体の国において、留学生として入国している学生に対してアルバイトを禁止しているからです。

仮に許可を得ないで働いた場合には、違法行為となってしまうでしょう。もし見つかったなら、強制送還となってしまい、もしかしたら再入国ができなくなってしまう可能性もあるのです。

そういったことから、語学留学をしている間に働こうとするのはやめるのが賢明です。学費を賄わなければいけないという状況でアルバイトが必要になったのなら、留学自体を控えるようにして、留学後に勉強が集中してできる経済的な環境を作ってから留学に臨むのがカギです。

ただ、留学生が全員アルバイトできないというわけではないのです。大学や大学院で学んでいる正規留学生なら、移民局が定めている就労規則や学校の規定に基づいて、働くことが許可される可能性があります。

どの国においても、学業を優先するという考えの元で労働ができる時間は、週に20時間程度以内と定められています。キャンパスの中でのアルバイトになると考えられるので、高い収入は見込めないというのが大体です。

学校の外での就労については移民局の許可があれば可能なのですが、ほとんど許可されることがないと言えます。法律に則って働きたいのであれば、大学に進学して学位を習得して就職をするのが先決です。

では、留学生はどういったアルバイト等をしているのでしょうか。その例を見てみましょう。語学留学やワーキングホリデーで3か月や4か月ほどフランスに留学をしたという方は、半ばボランティアのような形で日本語教師として給与を得ています。

またある方は、ニュージーランドの大学に通っていた時期にバリスタとして半年間勤務していたと言います。バイトの情報については、ネットの掲示板で知ったのです。アメリカの大学に留学をしたという方は、アメリカの学生ビザは基本的に就労禁止となっているため賃金を得て働いてはいなかったものの、留学生のステイオフィスにおいてボランティアをしたということです。

ドイツの大学に語学留学をした方は、まだ実行していないもののこれからベビーシッターか子どもへの音楽レッスンのアルバイトをしようかと考え中としています。ニュージーランドやカナダ、アメリカの複数州に留学をしたという方は、アメリカにおいてキャンパス内で留学生がアルバイトができることから、オフィスアシスタントとして働いたのです。

さらに、カナダに留学したという方は、キャンパス内では直営のアパートを掃除することや、学内レストランでもアルバイトをしています。キャンパス外ならバーラウンジや写真撮影所で働きました。